3Dプリンターの新しい相棒として、ElegooのSaturn3Ultraを迎え入れました。
Saturn3Ultraはこんな人におすすめです!
★本格的なフィギュア制作をしてみたいと思っている人
★3Dプリンター初心者から中級者まで
★10万円以下で本格的な使用ができるものを探している人
私の場合、3Dプリンターやレジンなど
『SK本舗』で購入しました。
理由は『安心』がほしかったので…( ;∀;)
高価なものを買うときは3Dプリンター専門店がおすすめです☆彡
\3Ⅾプリンターを買うなら専門店/
\高品質なレジンも人気!/
では、詳しいレビュー内容をお伝えしていきますね。
Saturn 3 Ultraの使用感レビュー
Saturn 3 Ultraを注文・届いたとき、あまりのデカさに正直ビビりました。
(※反射で、機体に人物や見苦しい室内背景が写っておりますのでボカシが入っています💦)
何しろ総重量12キロ。
2階の部屋に運ぶのも一苦労です。
こんな大物を買って本当に大丈夫だったのか、と不安が頭によぎります。
もし使いこなせなかったらどうしよう…!
以前使用していたphoton monoを並べてみると、その大きさがよく分かります。
しかし、使ってみると操作自体はとても簡単で、不安はすぐに消え去りました。
簡単な操作で始められた
基本的な最初の設定は、以下の通りです。
付属のUSBメモリにテストプリントの3Dデータが入っているので、すぐに印刷までの工程が可能です。
タッチパネルの表示も分かりやすいので、何ら迷うことなく付属の説明書を見ながら10分ほどで体制は整いました。
詳しいセットアップガイドを別記事で紹介しています↓
高いクオリティ
何よりも驚いたのは、完成品のクオリティです。
細部まで精巧に再現されていました。
10万以下の3D プリンターでこんなクオリティは可能なのかと驚きました。
と言うのも、私が今回3Dプリンターを購入した一番の理由は
『本格フィギュアを家で作りたい!!』
という野望を実現させるためです。
元相棒である1台目3Dプリンターは夢を叶える前に使えなくなってしまいました(泣)
今回は念入りにリサーチを重ね、フィギュアを作るために高性能な3Dプリンターを購入しました!
どのくらい精巧なのかはこのテストプリントした品をご覧ください!
細かいところまでキレイに造形されていました。
ただ、成功した造形物は素晴らしい出来なのですが、プリントは失敗することも多々あります。
その都度、レジンやスライス設定の調節など、失敗の原因を探る必要があります。
Wi-Fi通信でラクラクデータ送信ができる
Wi-Fi通信で3D画像データを送信できる機能。
あればいいかなと思っていた程度でしたが、付いていて本当によかった。
思いのほかラクです!!
4G RAMを搭載した最新のLinux OSが搭載されているため、データもすぐ届きます。
私の家では、匂い対策で2階の使っていない部屋に3Ⅾプリンターを設置。
3Dを作るためのPCは1階のリビングにデスクトップ型で設置しているため、気軽に持っていくことはできません。
Wi-Fi通信がない元使用していたプリンターは、3Dデータが完成したら階段を上ってせっせとUSBメモリをお届けしていました。
登ったり下りたり、忘れ物したら戻ったり、地味にきつかったです。
これだけのことではあるのですが、ただクリックするだけで印刷が始まるってすごくラクなんですよ。
本体電源を入れ忘れているとデータは届かないので、ご注意ください。
大きいビルドプレートで同時制作が可能
このSaturn 3 Ultraのビルドプレートは通常のプリンターに比べて大きいです。
そのため、造形物を同時に多数制作することが可能です!
本格フィギュアにはある程度の高さが必要になるので、これはうれしいですね。
基本的に3Dプリンターの出力時間は長いです。(プリンターの機種やレジンの種類にもよりますが)
このSaturn 3 Ultraは5万以下のプリンターに比べると格段に速いです。
それでも大きめなものを作ろうとすると7、8時間くらいかかってしまうこともありました。
しかも、それが失敗したとなるとかなり絶望感あります。
↓のフィギュアは7時間かかりましたが、手が出力されておらず失敗…!泣
たとえ一つ失敗して生成されてなかったとしても、他のいくつかが成功していればまだ救われますよね。
7時間かけて収穫なし、は悲しいです…。
広いビルドプレートをもったSaturn 3 Ultraは同時出力するのにぴったりの3Dプリンターです。
私の場合、3Dプリンターやレジンなど
『SK本舗』で購入しました。
理由は『安心』がほしかったので…( ;∀;)
高価なものを買うときは3Dプリンター専門店がおすすめです☆彡
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Saturn 3 Ultraの問題点と解決策
Saturn 3 Ultraを使っていて気になったところを2点お伝えしていきます。
レジンタンクが重い問題
大きいレジンタンクは同時に多数の造形物を作ることが出来て良いのですが、それにともない重量も増してきます。
3Dプリンターは、生成が終わった後タンクに残ったレジンをろ過したり、拭き掃除をする作業があります。
特にろ過しているときは片手にろ過紙を持ちながらなので、タンクが手に重くのしかかりますよ。
その結果、レジンが出すぎてしまったり、こぼしてしまったりといったことが度々起こっています。
片手で持っていると、手がプルプルなります…!
レジンは有害なので慎重になりますし、決して安くはないのでこぼすともったいないないですよね。
~解決策案~
◎ろ過するときは誰かに手伝ってもらう
◎ろ過紙から細かい網目のざるなどに変える
タンクの重さは変えられないので、工夫しながらやっていきたいと思います。
造形物がビルドプレートから離れない問題
これはSaturn 3 Ultraに限ったことではないのかもしれません。
毎回ではないのですが、出来上がった造形物をビルドプレートにぴったりくっついていてはがすのが大変なときがあります。
特にくっついている面積が大きいほど、はがれにくいです。
付属のスクレーパーでこそぎ落とすのですが、なかなか取れないのでついやりすぎて、プレートを傷つけてしまいました。
買ったばかりなのに、ショックです。。
~解決策案~
◎スクリーパーを根本にあて、ハンマーで軽くたたく
少し空気が入れば、あっという間にはがれます。
あまり全力でたたくとせっかく作ったものが壊れてしまうので、軽くトントンしてみてくださいね。
私の場合、3Dプリンターやレジンなど
『SK本舗』で購入しました。
理由は『安心』がほしかったので…( ;∀;)
高価なものを買うときは3Dプリンター専門店がおすすめです☆彡
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Saturn 3 Ultraを選んだ理由
そもそも、なぜさまざまな種類のある3Dプリンターの中から、Saturn 3 Ultraを買おうと思ったのか。
以下の購入条件で探した結果です。
◎光造形タイプ
◎フィギュア制作に向いている機種
◎価格が5万以上10万円以下
◎本格的な制作ができるもの
フィギュア制作にぴったりだったため
今回はフィギュア道を極めるべく、フィギュア制作に合ったプリンターを探していました。
フィギュアに合った3Dプリンター、それは
- 大きなビルドボリューム
- 安定したプリント精度
- 高速プリント
- 高解像度
要するに高性能なもの!ということになりますが、フィギュアを作るには高解像度・高速・ビルドボリュームどれも揃っているものが望ましいです。
同シリーズ比較した結果
予算内で条件に合ったものを探していくうちにElegoo製の同程度の性能を持つ3台まで絞りました。
あとはこの3台で比べて、一番フィギュアを作る性能が高さそうなものを選択。
(※シリーズ最新であるSaturn4Ultraは購入時点で発売前だったため除外)
特徴 | Mars 4 Ultra | Saturn4 | Saturn 3 Ultra |
ビルド ボリューム | 153.36×77.76×165 (幅×奥行×高さ mm) | 218.88×122.88×220 (幅×奥行×高さ mm) | 218.88×122.88×260 (幅×奥行×高さ mm) |
XY解像度 | 18 µ 9K (8520×4320 ) | 19×24um 12K (11520×5120) | 19×24um 12K (11520×5120) |
Z解像度 | 0.02m | 0.02m | 0.02m |
プリント 速度 | 最大150mm/H | 最大70 mm/h | 最大150 mm/h |
接続性 | USB, Wi-Fi | USB, Wi-Fi | USB, Wi-Fi |
騒音 レベル | 低 | 低 | 低 |
使いやすさ | 高 | 高 | 非常に高い |
同じ『Ultra』でもMarsよりSaturnの方が新しいため全体的に性能が高いです。
一番の違いはMarsは9Kですが、Saturnシリーズは12Kとより高いプリント精度となっています。
同じシリーズのSaturn4も性能は高いのですが、「フィギュア制作」との相性を考えた上で一番コストパフォーマンスがいい!と思うものを選択しました。
最終的な決め手はコスパの良さ
上記3モデルの中、
フィギュアを作成用途でコストパフォーマンスの高さを比較した結果、
というわけで
ELEGOO Saturn 3 Ultraが一番フィギュアに適し、コスパもいい!!
という結論が出ました。
私の場合、3Dプリンターやレジンなど
『SK本舗』で購入しました。
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Saturn 3 UltraをSK本舗で購入した理由
Saturn 3 Ultraは『SK本舗』という3Dプリンターの専門店で購入しました。
ここを選んだ理由は3つ。
SK本舗の水洗いレジンは使いやすくて、かなり気に入っています。
こんな高品質な商品を開発している会社なら安心だろう、ということで購入するお店はそんなに悩まなかったですね。
配送も迅速で、在庫がありだと早ければ翌日には届きます。
前回の3Dプリンターがすぐに使えなくなった理由は、機械のせいなのか自身の使い方なのかは分かりません。
試行錯誤しているうちに、保証期間は過ぎ、どこに何を聞けばいいのか分からないまま2年も経過してしまいました。
5回くらいしか使用できませんでした。悲しい…。
専門店の安心感
前回の反省を活かして、今回は「3Dプリンターの専門店で購入しよう!」と決めていました。
なにしろ今回は、前回購入したphoton monoの倍以上の価格(約8万)の本格プリンターです。
価格も高いし、絶対に失敗したくないです。
もし何かあってもすぐに相談・対応してくれるサポートがある所を探した結果、SK本舗さんでの購入を決意しました。
★HPに情報が豊富
⇒使い方・3Dのプリンターの特徴・お役立ち動画など
⇒各機種のトラブルシューティングも詳しく掲載
★商品と一緒にSK本舗の『クイックスタートガイド』が届く
⇒基本的なプリンターの使い方・管理の仕方、スライサーソフト(CHITUBOX)の使い方など
『クイックスタートガイド』はとても助かりました。
調べれば分かることではありますが、一冊にまとまっていることで本を見ながら効率よく作業することができました。
とくにスライサーソフト『CHITUBOX』の使い方は分かりやすく、なおかつ詳しく載っているので初めて3D プリンターを使う人でも安心です。
日本語でのサポート対応
日本の会社なので、日本語ですぐに相談できるサポートがある!というのが心強かったです。
ショッピングサイトで買うとセール時などは安くてお得感はあります。
ただ、トラブルがあった際はメーカーに直接伝えなければならないケースが多々あり、うまく意思疎通がとれないことがありますよね。
前回の反省から困ったことをすぐに伝えられるサポート体制の方が、長い目でみると重要かなと思うようになりました。
特に電化製品は初期不良なども起こりがちです。
★メールでの問い合わせ・サポート
⇒通常3~7営業日で返信
★初期不良時の無償交換
(商品到着後一ヶ月以内)
★日本国内に修理拠点
⇒約1~2週間のお預かり
★購入から1年間無料修理
(自然故障のみ)
その他にも、有料ですが保証延長プランもあります。
今のところ不具合は起きていませんが、何かあっても解決方法があるという安心感は代えがたいですね。
私の場合、3Dプリンターやレジンなど
『SK本舗』で購入しました。
理由は『安心』がほしかったので…( ;∀;)
高価なものを買うときは3Dプリンター専門店がおすすめです☆彡
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Saturn 3 UltraのQ&A よくある質問
3Dプリンター購入の際に気になる点をよくある質問としてまとめてみました。
音は静か?
静かな方です。昼間はあまり気になりません。
ただ、夜中にプリントしていて隣の部屋にいると「ウィーン」とか、清浄機の「ザァァー」という音が気になることがあります。
匂いはくさい?
本体に付属の清浄機があるため、プリント中は少し匂うくらいでそこまで気になりません。
開けると当然レジンは臭いですが、臭気は大分抑えられていると思います。
初心者でも使える?
問題なく使えます。
UIが見やすく、直観的操作で簡単に使えます。
私の場合、3Dプリンターやレジンなど
『SK本舗』で購入しました。
理由は『安心』がほしかったので…( ;∀;)
高価なものを買うときは3Dプリンター専門店がおすすめです☆彡
\3Ⅾプリンターを買うなら専門店/
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まとめ
今回は高性能な3DプリンターのElegooのSaturn3Ultraをレビューしました。
フィギュアに適した性能の高さに加え、初心者でも使いやすい操作が魅力です。
特に
◎フィギュアなどの大きめな造形物をプリントしたい人
◎10万円以下で性能のいい3Dプリンターを探している人
におすすめの3Dプリンターです。
ぜひその品質を自宅で体験してみてください(^^♪